訪問鍼灸リハビリ
訪問鍼灸リハビリって何?
寝たきり状態や自力での歩行が困難な方、慢性的な痛みを持っている方のご自宅、または施設に週1~3回程度お伺いし、各種健康保険を利用したリハビリ鍼灸治療を提供しております。 何らかのご病気を患いながら、在宅生活を続けていくには、痛みの緩和や今できること(動作)をより良くしたり、精神面のサポートを充実させることが大切であると考えています。
施術で使う鍼(はり)は、髪の毛ほどの細いものを使用しており、注射針などとは違い、ほとんど痛みはありません。ツボへの刺激が気持ちいいとおっしゃる方も多いです。 また、鍼・受け皿は、使い捨てのものを使用し、衛生管理も徹底しておりますので、ご安心下さい。 「鍼は怖いから嫌」だとおっしゃる方には、刺さない鍼もご用意しております。訪問鍼灸リハビリ対象者
適応症状、疾患名
神経痛
(おしりから足にかけてしびれる)
(肋骨に沿った胸、背中が痛む)
(顔面の一部にしびれを感じる)
リウマチ
手首・肘・足首・膝などの関節がこわばり・腫れる痛み
頚腕症候群
首・肩・腕の痛み・しびれ・だるさ
五十肩
肩の関節が痛く、腕が挙がらない、挙がりにくいなど
腰痛症
腰やおしりの痛み、違和感等 (ぎっくり腰・変形性腰痛・腰ヘルニアなども含みます)
頸椎捻挫後遺症
首の外傷や交通事故などで首に違和感がある、 過去にそのような事故があり現在も痛みが残る
その他
慢性的な痛み、医師が診断した疾患で保険者が認めたもの。【例】脳梗塞後遺症、麻痺等、関節症など
- ○ 腰痛や膝痛、関節症に悩んでいる
- ○ 脳梗塞、脳出血による関節拘縮、麻痺、痛みがある
- ○ 浮腫により足に痛みや痺れ、歩きづらさがある
- ○ 肩や首に痛みや違和感がある
- ○ 加齢による筋力低下や日常生活動作に支障がある
- ○ 寝たきり状態などの動作能力低下がある方への適切なリハビリ
- ○ 痛みを和らげ、歩行能力をできるだけ維持したい
施術内容
鍼灸(はり・きゅう)、手技(筋肉を揉みほぐすこと)を中心に柔らかいストレッチを取り入れ、 痛みを和らげたり、関節の動きをより良くすることを目的とした治療になります。 リハビリや歩行訓練など、患者さまお一人おひとりに必要な治療を並行して実施します。
治療の中でも、特に「鍼と手技を組み合わせた治療」を得意としています。
手技では筋肉を適度に圧迫したり揉むことに加え、リンパの流れに沿って筋肉を大きく動かす独自の手法を取り入れています。 筋肉を動かすことによって、血液の流れが良くなり、痛みのもとになっている物質が流れることで、痛みが和らいでいきます。
また鍼による治療では、血行を促進し痛みを和らげたり、筋肉や関節周りの動きを良くしたり、足の浮腫(むくみ)を取り除いたりすることが期待されます。 さらに鍼灸を用いた刺激は、自律神経にも効果的に作用し、内臓の動きを活性化してくれ、便秘の改善などにもつながります。
治療を続けていくうちにさまざまな効果が現れ、関節の痛みや固まり(拘縮)なども改善されると思われます。